20口座以上を開設し100時間以上比較してきた運営視点から、現物保有向けか、短期の値動きを取引するCFD向けかを判断しやすいよう整理しています。

Crypto CFD Guide

マネックス 暗号資産CFDとは?差金決済・売り建て・リスクを解説

マネックスの暗号資産CFD(マネックスビットコイン)は、ビットコインなどの現物を保有せず、買値と売値の差額で損益を確定する差金決済取引です。 買い建てだけでなく売り建てにも対応し、上昇局面と下落局面の両方を取引対象にできます。 一方で、証拠金を使うレバレッジ取引のため、建玉管理、証拠金維持率、逆指値注文、ロスカットまで理解して使う必要があります。 積立や長期保有の代わりではなく、短期から中期の値動きを取引したい人向けのCFDサービスとして判断することが重要です。

  • 買い建て・売り建てに対応
  • 最大2倍のレバレッジ
  • 原則24時間365日
  • スマホ専用アプリ

Quick View

マネックス 暗号資産CFDは現物を持たずに価格差を取引するサービス

暗号資産という名称が付いていますが、取引の中心はコインの購入や送金ではありません。 証拠金を預けて買い建玉または売り建玉を持ち、反対売買で決済したときの価格差が損益になります。

取引の仕組み

現物の受け渡しをしない差金決済

BTCやETHをウォレットへ保有するのではなく、新規注文で建玉を持ち、決済注文で価格差を確定します。 送金や積立を目的とする現物口座とは役割が異なります。

取引方向

買い建てと売り建ての両方向に対応

上昇を予想するときは買い建て、下落を予想するときは売り建てから入れます。 ただし予想と逆方向へ動けば、どちらの建玉でも損失が発生します。

判断の前提

短期売買向けで、長期保有や積立とは別物

  • 最大2倍のレバレッジがかかる
  • 建玉保有中にレバレッジ手数料が発生し得る
  • 証拠金維持率の低下でロスカット対象になる
  • 現物暗号資産の保有・送金・積立はできない

Spec

マネックスビットコインの基本情報

取引条件は変更される場合があります。以下は公式情報をもとに整理した概要で、申込み前には最新の取引ルールと契約締結前交付書面を確認してください。

サービス名 マネックスビットコイン(暗号資産CFD)
取引方式 暗号資産を原資産とする店頭CFD(差金決済取引)
取扱銘柄 BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、BCH/JPY
レバレッジ 最大2倍(必要証拠金率は原則50%以上)
取引方向 買い建て・売り建て
注文受付時間 原則24時間365日(週次メンテナンスを除く)
週次メンテナンス 毎週水曜日12:00~15:00を基本とするため、注文・資金振替に制限あり
取引手数料 無料。ただし売値と買値の差であるスプレッド、建玉をロールオーバーした際のレバレッジ手数料がある
主な注文方法 ストリーミング、成行、指値、逆指値、OCO、IFD、IFO
取引ツール スマートフォン専用アプリ「MONEX TRADER CRYPTO」(iPhone・Android)
ロスカット 証拠金維持率100%以下でロスカット判定。120%以下でアラート
向いている人 短期から中期の値動きを狙う人、下落局面でも売り建てを使いたい人、注文による損失管理を行える人
向きにくい人 現物を長期保有・積立・送金したい人、レバレッジやロスカットに不慣れな人

CFD Basics

差金決済・建玉・決済の流れを理解する

CFDでは、注文を出して終わりではありません。新規注文で建玉を持ち、保有中の評価損益を確認しながら、反対売買による決済で損益を確定します。

買い建て

価格上昇を予想して買いから始めます。建値より高い価格で売り決済できれば利益、安い価格で決済すれば損失です。

売り建て

価格下落を予想して売りから始めます。建値より安い価格で買い戻せれば利益、高い価格で決済すれば損失です。

建玉と決済

未決済の取引を建玉と呼びます。建玉を保有している間は評価損益と必要証拠金が変動し、反対売買を行った時点で損益が確定します。

Comparison

暗号資産CFDと現物取引の違い

どちらが優れているかではなく、取引目的が違います。積立や長期保有なら現物、上昇・下落の値動きを短期的に取引するならCFDという整理が基本です。

比較項目 マネックス 暗号資産CFD 暗号資産の現物取引
保有するもの 価格差を取引する建玉 BTCなどの現物暗号資産
取引方向 買い・売りの両方向 基本は買ってから売る
資金の仕組み 証拠金取引・最大2倍のレバレッジ 購入代金を支払って保有
主な使い方 短期売買、デイトレード、スイング取引 長期保有、積立、送金
下落相場 売り建てで下落方向も取引可能 保有資産の値下がりを受けやすい
主な注意点 ロスカット、証拠金不足、スプレッド、レバレッジ手数料 価格下落、取引所・保管・送金のリスク

Merit

マネックス 暗号資産CFDの特徴

特徴は「暗号資産を扱えること」ではなく、CFDとして売買方向、注文方法、取引時間を選びやすい点にあります。

01

売り建てで下落局面も取引対象にできる

下落を予想する場面では売り建てから入り、価格が下がった後に買い戻して決済できます。 現物保有だけでは対応しにくい下落方向も取引できますが、上昇すれば損失になります。

02

最大2倍のレバレッジで資金効率を高められる

必要証拠金を預けることで、手元資金の最大2倍まで取引できます。 ただし取引金額が大きくなるほど損益の振れも大きくなるため、最大倍率を常に使う必要はありません。 レバレッジの性質と危険性は、レバレッジは武器か?でも解説しています。

03

土日を含め原則24時間365日取引できる

暗号資産市場に合わせ、週次メンテナンスを除いて原則24時間365日注文できます。 ただしメンテナンス中は新規注文や決済、資金振替が制限され、発注済み注文も約定しません。

04

主要4銘柄の対円CFDに対応

BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、BCH/JPYを取引できます。 銘柄数を広くそろえるサービスではなく、主要銘柄を絞って取引する構成です。

05

取引手数料無料でも総コストは確認が必要

取引手数料は無料ですが、ASKとBIDの差であるスプレッドがあります。 建玉を日をまたいで保有すると、銘柄と日ごとに設定されるレバレッジ手数料も発生します。

06

スマホアプリで注文と建玉管理をまとめられる

「MONEX TRADER CRYPTO」はiPhone・Androidに対応し、注文、建玉確認、口座状況の確認をスマホで行えます。 PC専用取引ツールはないため、スマホ中心で使う人向けです。

Order

成行・指値・逆指値と複合注文の使い分け

暗号資産CFDでは、相場へ入る注文だけでなく、利益確定と損切りをどう決めるかが重要です。注文方法は便利さではなく、建玉のリスク管理に使う機能として理解しましょう。

ストリーミング注文・成行注文

現在の提示価格を見ながら、約定を優先して発注する方法です。急変時には表示価格と実際の約定価格がずれる可能性があるため、値動きの大きい場面では取引数量を抑える判断も必要です。

指値注文

買いたい価格、売りたい価格をあらかじめ指定します。希望価格まで待てる一方、その価格へ到達しなければ約定しません。

逆指値注文

一定価格へ到達したら注文を発動させる方法で、損切りやトレンドへの追随に使われます。ロスカット任せにせず、建玉を持つ時点で許容損失を決めるために有効です。

OCO・IFD・IFO注文

OCOは2つの注文の一方が成立すると他方を取り消し、IFDは新規注文と決済注文を連続して設定します。IFOはIFDとOCOを組み合わせ、新規注文と利益確定・損切りをまとめて設定できます。

Risk Management

証拠金維持率・ロスカット・急変動リスク

最大2倍という数字だけを見ると穏やかに感じるかもしれませんが、原資産である暗号資産自体の価格変動が大きいため、証拠金管理は欠かせません。

証拠金維持率を余裕ある水準に保つ

証拠金維持率は、保有建玉に必要な証拠金に対して口座の純資産がどの程度あるかを示します。 マネックスでは120%以下でアラート、100%以下でロスカット判定となるため、ぎりぎりまで建玉を増やさず、余裕資金を残すことが重要です。

ロスカットでも損失額は保証されない

ロスカット時は予約注文の取消し後、証拠金維持率が回復しなければ全建玉が成行で強制決済されます。 急変時や流動性低下時には不利な価格で約定し、預入証拠金を上回る損失や不足金が発生する場合があります。

1回の損失額から取引数量を決める

「最大何円取引できるか」ではなく、「逆指値に到達したとき何円失うか」から建玉数量を逆算する方が安全です。 20口座以上を開設し100時間以上比較してきた運営視点でも、アプリの使いやすさ以上に、損切り注文を置きやすく建玉を把握しやすいかを重視しています。 証拠金や建玉の基本は、塩漬け・証拠金・建玉の解説でも確認できます。

テクニカル指標は判断材料の一つに留める

アプリのチャートでは、ローソク足や移動平均線で方向性を確認し、RSIやMACDで過熱感や勢いを見る方法があります。 ただし指標は将来を保証しないため、複数の根拠と逆指値を組み合わせ、指標だけで取引数量を増やさないことが大切です。

Fit

マネックス 暗号資産CFDが向いている人・向かない人

暗号資産に興味があるだけでは適性を判断できません。保有目的、売買期間、損失管理の方法まで考えて選ぶ必要があります。

向いている人

  • 暗号資産の短期・中期の値動きを取引したい人
  • 上昇局面だけでなく下落局面でも売り建てを使いたい人
  • 指値・逆指値・IFOなどで決済条件を事前に設定したい人
  • 証拠金維持率と建玉数量を自分で管理できる人
  • スマホ中心で取引したい人

向かない人

  • ビットコインなどを実際に保有・送金したい人
  • 毎月の積立や長期保有を目的としている人
  • ロスカットがあれば損失は必ず限定されると考えている人
  • 値動きを頻繁に確認できず、決済ルールも決めていない人
  • レバレッジ手数料やスプレッドを含むコストを避けたい人

Step

口座開設から取引開始までの流れ

暗号資産CFD口座だけを単独で開設することはできません。マネックス証券の証券総合取引口座を用意した後、追加口座として申し込みます。

  1. マネックス証券の証券総合取引口座を開設する

    本人確認と審査を経て、証券総合取引口座を開設します。すでに総合口座を持っている場合は次の手続きへ進みます。

  2. 暗号資産CFD口座を追加で申し込む

    ログイン後の申込画面から契約締結前交付書面とリスクを確認し、暗号資産CFD口座を申し込みます。

  3. MONEX TRADER CRYPTOを準備する

    iPhoneまたはAndroidへ専用アプリをインストールし、多要素認証を含むログイン設定を行います。

  4. 資金を振り替え、少額から注文する

    証券総合取引口座から暗号資産CFD口座へ資金を振り替えます。最初から最大レバレッジを使わず、逆指値と決済ルールを設定して始める方が管理しやすくなります。

※ 申込条件、本人確認方法、取引ルール、メンテナンス時間は変更される場合があります。最新情報はマネックス証券公式サイトでご確認ください。

マネックスの暗号資産CFDは、現物を保有する口座ではなく、買い建て・売り建てで価格差を狙う証拠金取引です。 取扱銘柄、必要証拠金、レバレッジ手数料、スプレッド、注文方法、メンテナンス時間を確認し、許容できる損失額まで決めたうえで検討してください。

Official Site

マネックス 暗号資産CFDの取引条件とリスクを公式サイトで確認する

申込み前に、最新の取扱銘柄、必要証拠金、ロスカット基準、レバレッジ手数料、スプレッド、メンテナンス時間を確認してください。 CFDは現物保有とは異なり、預けた証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。

公式サイトで取引条件を確認する

一般ユーザー目線の体験でおすすめの会社をご紹介

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マネックスの暗号資産CFDは、現物保有や積立ではなく、価格変動を短期・中期で売買するためのサービスです。現物口座との違いに加え、資金管理や損切りの考え方も合わせて確認すると、自分に合う取引方法を判断しやすくなります。

FAQ

マネックス 暗号資産CFDのよくある質問

マネックスの暗号資産CFDは現物の暗号資産を保有できますか?

保有できません。暗号資産を原資産とする差金決済取引であり、BTCやETHの受け渡し、外部ウォレットへの送金、積立を行うサービスではありません。

売り建てなら下落相場で必ず利益になりますか?

必ず利益になるわけではありません。売り建て後に価格が下落すれば利益を狙えますが、上昇すれば損失になります。逆指値や取引数量の管理が必要です。

レバレッジは何倍ですか?

最大2倍です。必要証拠金率は原則50%以上ですが、相場状況などにより変更される場合があります。最大倍率を使うほど損益変動も大きくなります。

取引手数料が無料ならコストはかかりませんか?

取引手数料は無料ですが、ASKとBIDの差であるスプレッドがあります。また、建玉をロールオーバーした場合は、日ごとに設定されるレバレッジ手数料が発生します。

ロスカットがあれば証拠金以上の損失は防げますか?

防げるとは限りません。急激な価格変動や流動性低下により不利な価格で約定し、預入証拠金を上回る損失や不足金が発生する可能性があります。

パソコンから取引できますか?

暗号資産CFDの取引はスマートフォン専用アプリ「MONEX TRADER CRYPTO」で行います。iPhoneとAndroidに対応しています。

Summary

まとめ|マネックス 暗号資産CFDは売買目的と損失管理で判断する

マネックスビットコインは、主要4銘柄を対象に、買い建て・売り建て、最大2倍のレバレッジ、複合注文を利用できる暗号資産CFDです。 下落局面も取引対象にできる一方、現物を保有するサービスではなく、スプレッド、レバレッジ手数料、証拠金維持率、ロスカットを管理する必要があります。 長期保有や積立が目的なら現物口座、短期から中期の価格差を取引し、逆指値を含む決済ルールを守れるならCFDが候補になります。

ご確認ください

  • 本ページは情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動や利益を保証するものではありません。
  • 暗号資産CFDは現物暗号資産の取引ではなく、暗号資産を原資産とする差金決済取引です。
  • 価格変動、レバレッジ、スプレッド拡大、流動性低下などにより、預入証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。
  • ロスカットが執行されても、急変時には想定価格より不利な価格で約定し、不足金が生じる場合があります。
  • 取扱銘柄、必要証拠金、レバレッジ手数料、注文方法、メンテナンス時間、税務上の取扱いは変更される場合があります。
  • 申込み前にマネックス証券公式サイトの契約締結前交付書面、取引ルール、リスク・手数料をご確認ください。