分散投資とは?投資の格言「卵は一つのカゴに盛るな」の意味を解説
分散投資とは?
分散投資とは、資金を複数の資産や銘柄に分けて投資することでリスクを抑える投資方法です。
投資の世界には「卵は一つのカゴに盛るな」という有名な格言があります。
これは、すべての資金を一つの投資先に集中させると、その資産が値下がりした場合に大きな損失を受ける可能性があるためです。
例えば、株式だけに投資するのではなく、
・国内株式
・海外株式
・投資信託
・債券
・仮想通貨
など、複数の資産に分けて投資することで、リスクを分散させることができます。
分散投資は、長期的に資産を増やしていくための基本的な投資戦略として、多くの投資家が取り入れている方法です。
分散には「種類」がある
分散投資には主に次のような種類があります。
資産の分散
株式・債券・不動産など異なる資産に投資する方法です。
地域の分散
日本だけでなく、米国や世界市場に投資する方法です。
時間の分散
一度に投資するのではなく、定期的に投資する方法です。
これらを組み合わせることで、より安定した資産運用が可能になります。
分散投資のメリット(ドルコスト平均法)
分散投資の考え方と相性が良い投資方法がドルコスト平均法です。
これは、一定額を定期的に投資していく方法を指します。
例えば、毎月3万円を投資するとします。
株価が高いとき → 少ない口数を購入
株価が安いとき → 多くの口数を購入
この仕組みにより、平均購入価格をならすことができ、高値づかみのリスクを抑える効果があります。
特に投資初心者の場合、相場のタイミングを読むのは難しいため、ドルコスト平均法による積立投資は非常に合理的な方法といえます。
長期投資と相性が良い
ドルコスト平均法は短期売買ではなく、長期投資と相性が良い投資方法です。
長い期間で投資を続けることで、市場の上昇トレンドの恩恵を受けやすくなります。
そのため、NISAなどの制度を利用した積立投資でも、分散投資とドルコスト平均法がよく利用されています。
分散しすぎのデメリット
分散投資はリスクを抑える効果がありますが、分散しすぎると投資効率が下がる場合があります。
例えば、銘柄を増やしすぎると次のような問題が起きることがあります。
・投資先の管理が難しくなる
・リターンが平均化されすぎる
・似たような銘柄に重複投資してしまう
特にインデックス投資では、同じ企業が複数の指数に含まれていることも多く、実質的に同じ銘柄へ投資しているケースもあります。
過剰分散に注意
例えば、
・S&P500
・全世界株式(オルカン)
・米国株ETF
などを同時に購入すると、結果として米国株の比率が非常に高くなる可能性があります。
そのため、分散投資は「多ければ良い」というものではなく、バランスを意識することが重要です。
分散投資の具体例(オルカン+S&P500など)
初心者でも実践しやすい分散投資の例として、よく挙げられるのがオルカン(全世界株)とS&P500の組み合わせです。
オルカン(全世界株式)
世界中の株式市場に投資できる投資信託です。
S&P500
アメリカの代表的な企業500社に投資する指数です。
この組み合わせにより、世界全体への投資と米国市場の成長を同時に取り込むことができます。
シンプルな投資でも十分
ただし、オルカンの中にも米国株は含まれているため、米国株の割合は自然と高くなります。
そのため投資スタイルによっては、
・オルカンのみ
・S&P500のみ
といったシンプルなポートフォリオでも十分な分散効果が期待できます。
重要なのは、自分の投資方針に合ったバランスで長期的に投資を続けることです。
投資にはさまざまなスタイルがあります
投資には目的やスタイルによって様々な方法があります。
長期投資ではリスクを抑える分散投資や、定期的に投資を行う積立投資、配当金を受け取りながら資産形成を行う配当投資などがあります。
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